ブラック・スワン
水曜レディースデーということもあり観にいってきました。
ワタクシ、実はあまり映画館が得意ではありせん。
頭痛くなったり〜
じっとしてるのが結構ニガテなんです(-.-;)
でも、この映画はCMを見た時からなんだかすごく見てみたくて
その後ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことを知り、これは絶対に観に行こう!!と決めました。
内容はですね…
バレない程度にですけど
質の良い短編小説を一気に読んだような
120分はあっという間でした。
いわゆる、『サイコスリラー』…らしいんですが
誰にでもある
『負』の感情、不安、嫉妬、疑心暗鬼…
そういう感情に追いつめられていく主役(プリマ)を射止めたバレリーナ…
自らを追い込んでしまう、そんな彼女のバックボーンの演出も随所に見ることができ、こちらも一緒に苦しくなってしまいました(ToT)
ナタリー・ポートマンの映画だなぁ〜って感じなんですが
脇を固める役者さん達もものすごくハマっていて引き込まれましたね!
元プリマ役のウィノナ・ライダーなんて
…怖すぎです(-o-;)
それより何より
ブラック・スワンに変貌したナタリー・ポートマンは一見の価値アリです!
凄みがありますよ〜!
私自身は『白鳥の湖』もバレエの世界も馴染みがないんですが
知ってたらもっと分かり易いかもですね!
白鳥=純真、清楚、臆病
黒鳥=魅惑、セクシー、攻撃的
真逆のイメージを一人のプリマが演じるらしいです。
ものすごい表現力が求められる役、というところでしょうか。
黒鳥のナタリー(ニナ)はセクシーというより狂気って感じですけどね(-o-;)
内面の『二面性』とか、マイナス感情に苦しめられる、など
多分誰にでもあると思うのでバレエの世界がわからなくてもすんなり入っていけるんですけど。
それゆえ胸が痛い感じです(>_<)
最後彼女は自分が作った呪縛から解放されたんでしょうか?
ちょっと描写的にも怖い映画ですけど
…こういう世界観嫌いじゃないですf^_^;
ホント久々でしたけど観にいって良かったです。
印象に残る1本でした。
たまには映画もいいですね〜!
↑ちょっとコワイ黒鳥ナタリー・ポートマン(でも白い部分が多いのは二面性の表現??)